まだ20代だという女性の友人がいるんですが、毎日のように
「体がだるい、なーんか重たい、覇気が出ない。」
マジか、若いのに。
う~ん、20代といえば一番元気で、力がみなぎってる年ごろなんですけどねえ。
なんでも、病院に行っても特に異常はなく、別にうつ病でもない。
まあ、見た目は鬱状態に近いんですけどねえ。
思い当たるふしはあるのかと聞くと、ありましたありました。
たとえば
・無理にダイエットしたことがある
・食べ物に好き嫌いがけっこう激しい ・生クリームが大好き(つまり甘い物が大好き?) ・車通勤だし、会社でも8割座ってる仕事 |
などなど。
無理なダイエットなんて、体壊すかリバウンドで余計に太るだけだし、食事も栄養が偏ってるみたいだし、運動不足で血行も悪すぎ。
ジムにでも行ったら?って言ったんですが、
「運動苦手。辛いのはヤダ。」
救いようがないじゃん・・・。
人間ってのは、できるかぎりまんべんなく栄養を摂って、その栄養を効率良く体中に行き渡すために適度に運動して血流を動かす。
そうやって健康を維持してるわけで。
偏った食事して体も動かさない・・・そんな状態だと、体中の細胞にうまく栄養が行き渡らないから疲労回復もできないし、力も出ませんよね。
睡眠はけっこうとってるみたいで、10時間くらい寝る時もあるって言ってましたが、いやいや、睡眠ってのは疲労回復する時間ですから。
栄養偏っちゃってるのに回復の時間をいくらとっても、回復の原動力である栄養が入って来てないんだから寝るだけ無駄でしょ?
それよりも、できるかぎりバランス良くいろんな物食べて、ちゃんと疲れるくらい体を動かしてから寝る、これが一番。
1日体をちゃんと使って疲れさせる
↓ 栄養をバランス良く摂る ↓ 疲労して傷ついた体を回復させるために睡眠をとる |
このサイクルを繰り返すことで、新陳代謝が正常になって、だから寝たら元気出るんですよ。
新陳代謝が正常になるということは、老廃物も体に溜め込むことなくちゃんと排出できるから、体も軽くなります。
体が軽くなると元気に動き回る事ができる。
仕事にも活気が出る。
20代のうちから”体がだるい~”なんて言ってたら、30代・40代になったら動くのもおっくうになっちゃうような体になっちゃいそうで、それが心配。
特に生活習慣というのは、若いうちからしっかりと体に染み込ませておかないと、年取ってからはなかなか修正が効かなくなるんですよ。
だって、乱れた生活習慣が普通だと思ってますからね。
意識して変えていかないと、将来苦労する事になるのは自分自身です。
ま、そうはいっても20代で生活習慣がちゃんとしてる人なんて、ほとんどいないですよね?
私だって20代の時は、夜更かし当たり前、寝る前に爆食い当たり前、そんな感じでしたから。
でも若い時はそれ、平気でしたけどね。
友人の20代女性は、無茶苦茶な生活習慣ではないのに体がだるいって言ってるから、それはやっぱり栄養が偏ってる事と、運動不足で体の代謝が悪くなってるからじゃないかな、と思います。
あるいは女性に多い便秘?
腸内フローラの状態が最悪で、それで老廃物が溜まってる可能性もありますね。
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とりあえず、炭水化物や甘いモノばかり食べるんじゃなく、意識して野菜とたんぱく質をちゃんと摂ろうよ、運動苦手でもちょっとした距離なら歩くとかすればいいじゃん、とだけ言っておきました。
他人が言えるのって、そのくらいしかないです。残念ながら。