便秘は大きく3種類に分けられます
便秘と一口に言っても、実は3種類に分けられ、
それぞれ解消法が全く違います。
間違った便秘解消法は便秘を更に悪化させることになるので要注意です。
よかれと思ってやっていたことが、
実は今の便秘を更に悪化させる方法だった・・・!
そんな事だって十分にあり得ます。
自分の便秘の種類を見極めよう
まずはあなたの便秘がどの種類の便秘なのかを、正確に見極めなければなりません。
症状によっては、2種類もしくは全部が重複した複合の便秘の可能性もあります。
■弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)
特徴:
女性や高齢者に多く、特に腹筋など筋力が弱く細身の女性に多いのがこのタイプ。
便が固いわけではないが、数日出ないなど、便秘が長期になる場合も多い。
お腹が張った感じやガスが溜まっている感じはあるが、それでもあまり便意を感じない。
便が溜まった状態が長く続くと、悪性ガスが出て血液中に溶け出すため、体が重たい・だるいと感じる。
■直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)
特徴:
便意が数週間以上、ないことも。
直腸に滞在する便がガスを発生し続けるため、体臭がする。
便が固くなるため、痔になりやすい。
食べ物は、胃→小腸→大腸とめぐって消化され、最後に”直腸”に「便」として蓄積されます。
直腸に一定量の便が溜まると、”便意”を感じます。
しかし、直腸性便秘の場合、便意を感じる感覚が鈍いため、長い間直腸へ便を溜め続けることになります。
体が水分を欲するたびに便から水分を吸収するため、やがて便が固くなってしまうのです。
■痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)
特徴:
固くて少量の、シカのフンのようなコロコロした便が出る。
便秘と下痢が交互にある。
食後に強い腹痛を感じる事がある。
残便感がある。
食欲が沸かなくなる。
主にストレスなど、精神的なものが原因となります。
女性の社会進出によって、痙攣性便秘を誘発する女性が多く報告されています。