乾燥肌のかゆみを改善させるためには、肌の表面だけではなく、もっと深層部にまで”水分を浸透”させて、肌細胞を正常な状態に戻す必要があります。
肌の深層部に水分を浸透させるのに、抜群の浸透力を発揮するのは
砂糖です。
砂糖はどこの家庭にもあると思いますが、砂糖を使って「みんなの肌潤糖」と同じような施術ができる方法をご紹介します。
乾燥肌の改善に!シュガースクラブを自宅で作ってみよう
砂糖の水分浸透力を利用して、乾燥肌を改善させる方法があります。
それが「シュガースクラブ」。
海外でもシュガースクラブは人気で、乾燥肌に悩む人が、乾燥肌対策用に加工された市販のシュガースクラブをよく利用しているようです。
実は、コツさえつかめれば自宅でも簡易的なシュガースクラブを作ることは可能です。
ただし、乾燥肌の改善用に加工されたシュガースクラブや、みんなの肌潤糖のような「特殊な製法によって加工された砂糖」とは別物ですので、劇的な効果は期待できません。
あくまでも、「シュガースクラブとはこんな感じなのか」という感覚をつかむ程度ですが、それでも砂糖の浸透力を肌で感じるきっかけになると思います。
シュガースクラブを作るために準備するもの
■砂糖(甜菜糖:てんさいとう)
■ヴァージンココナッツオイルまたはオリーブオイル
■お好みでアロマオイル(刺激の強いものはNG)
① 砂糖(甜菜糖)とヴァージンココナッツオイルを、1:1の割合でしっかりと混ぜ合わせ、ペースト状にします。
② お好みでアロマオイルを1滴垂らすと、香りも楽しめます。
③ ペースト状のシュガースクラブを乾燥が気になる部分に塗ります。
④ 1~2分経ったらきれいに洗い流し、ステロイドやクリームで保湿します。
洗い流した直後は、肌がしっとりとして水分をたっぷりと吸収している感じが実感できると思います。
以上ですが、注意点がいくつか。
・市販の砂糖(甜菜糖)は、粒そのものが大きいため、肌に強くこすりつけると逆に肌を傷める可能性があります。
肌には静かになでるように塗ってください。
・肌にもっともなじみやすいのは甜菜糖ですが、甜菜糖がなければ、黒砂糖や普通の白砂糖でも可能です。(グラニュー糖はNG)
みんなの肌潤糖をいきなり購入するのは少し躊躇(ちゅうちょ)するという人は、簡易的なシュガースクラブを作って試してみてはどうでしょうか。
砂糖の浸透力を肌で感じる事が出来ると思います。
シュガースクラブで肌が悪化する人は注意
まれに、肌が砂糖の刺激によって悪化したという人も一定の割合でいらっしゃいます。
皮膚に赤みが出たり、ブツブツがひどくなった場合はすぐに中止して、ステロイドなどで保湿をして数日様子を見てください。
状態が良くならない場合は、医師に相談して適切な処置を行ってもらってください。
また、シュガースクラブでアトピーや乾燥肌が悪化した人は、
「みんなの肌潤糖」は肌に合いません。
購入はしないでください。